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糖質の摂りすぎは老化の原因

最近、糖質制限ダイエットというものがブームのようになっています。

糖質というと、甘いものとか砂糖を控えることと思う方が多いのですが、栄養素で言えば、炭水化物です。

ごはんやパン、うどんやパスタなど主食の多くが炭水化物ですし、野菜でもジャガイモやさつまいもなどのイモ類、ニンジンやカボチャにも炭水化物は含まれています。

糖質は正確に言えば、炭水化物から食物繊維を除いたものです。

食物繊維は体内に吸収されないため、以前は特に体に有用な栄養素ではないとされていましたが、腸内環境を良好に保ったり、余分な糖質や脂肪の吸収を抑える働きもあります。

ですから、糖質の摂りすぎには注意しながらも、食物繊維はしっかりととりたいのです。

食物繊維の豊富な食材は、キノコや緑黄色野菜でも葉物の野菜です。

では糖質の摂りすぎがなぜ老化の原因となるのでしょうか。

糖質は体の中に入るとブドウ糖となり、エネルギー源となりますが、糖質を取りすぎてエネルギーとして消費されなかった分は肝臓や脂肪細胞に蓄えられます。

これが肥満の大きな原因です。

また、ブドウ糖がエネルギー源として細胞にとりこまれる際に、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されますが、糖質を取りすぎる状態が長く続くと、インスリンの分泌量が減ってしまったり、インスリンの機能が弱まることもあります。

すると、ブドウ糖が細胞に十分にとりこまれず、血液中にあふれた状態になります。

この血液中にブドウ糖があふれた状態を放置すると、やがては糖尿病となります。

糖尿病は簡単に言えば、血液中のブドウ糖が多すぎて血管が傷ついて動脈硬化がどんどん進んでしまう病気です。

動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞など命にかかわる病気につながる怖い病気ですし、糖尿病は動脈だけでなく、細い毛細血管も傷つけて、神経障害や目の血管にも障害を与えてしまいます。

体全体の細胞に新鮮な空気と栄養をスムーズに届けることは、アンチエイジングの基本です。

血管と血液を良好な状態に保たなければいけないということです。

そのためには、血液をドロドロにして血管を傷めるような生活習慣を避けなければなりません。

まず最初に注意していただきたいのは食事ですが、血管を傷める高血糖を避けるためにも糖質の摂りすぎに注意が必要です。

私たち日本人は欧米人に比べて糖尿病になりやすい体質である上に、梅干しや塩鮭、つくだ煮などの塩分の多い副菜で、主食である白米をたくさん食べるという食事が主流でした。

生活インフラが整っていない時代の体をよく使う環境ではこうした食事でも、まだ糖尿病になる人は今ほど多くはなかったのですが、現代人は、生活が便利になりすぎて、体を動かさない生活スタイルになっています。

それなのに、昔の人と同じように糖質ばかりのごはんをたくさん食べていれば、エネルギー消費が間に合わずに高血糖の状態が続き、結果として糖尿病になってしまいます。

食事はごはんや麺類でお腹をいっぱいにするという意識を捨て、野菜や豆類、キノコ類など食物繊維の方菜食材でお腹を満たし、ごはんは少しだけにしておくというのがアンチエイジングのための食事の基本的な考え方です。

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